1 :ノチラ ★ 2017/08/04(金) 19:10:40
日中ビジネスの最前線で、多くの企業同士の交流を見てきた。その経験から言えば、日本企業の問題点は「スピードのなさ」と「担当者の事なかれ主義」だ。一方、中国企業の問題点は「信用のなさ」だと言えよう。顧問先の企業に対しても、中国への投資は「本当に信頼できる企業や、人間に出会えるまで慎重に進めようと」口を酸っぱくして説教している。

 私が顧問を務めているIT企業は、かなり早い段階でECビジネスに関心を持ち、インターネット上に専用のプラットフォームまで構築。その甲斐あって、さまざまな会社から興味を示され、「これでビジネスがうまくいった」と喜んでいた。ところが、当時、中国ではまだクレジットカードが普及しておらず、「国境を越えての代金の支払い」という大きな壁にぶつかってしまい、その挑戦はやむなく失敗に終わった。

 2003年、馬雲氏が率いるオンラインマーケットのプラットフォーム「阿里巴巴集団(アリババ)」が意気込んで設立したショッピングのウェブサイト「淘宝網(タオバオワン)」も当初、この支払い問題に悩まされていた。

 というのも、顧客が代金の「先支払い」を嫌がったからだ。万が一、品質の悪い商品だったら、あるいは商品が送られてこなかったらといったことを心配していたのだ。対する商品提供側も、顧客に代金を支払ってもらえないのではと心配していた。

 クレジットカードが普及する前の中国社会には、消費者とメーカーとの間にこのような「信頼問題」が存在していた。しかし、アリババが非接触型決済サービス「支付宝(アリペイ)」を展開し始めて以降、ややこしい問題は一気に解消した。

その後、中国ではアリペイや「微信支付(WeChatペイメント)」を中心に、モバイル決済が爆発的に普及。中国の一部の都市では、“キャッシュレスの町”を実現するため、もっぱらモバイル決済に特化した「無人コンビニ」まで登場しているほどだ。

信用ポイントの獲得数に応じ
多様なサービスを提供

 一向にモバイル決済が普及しない日本を尻目に、中国ではさまざまな新サービスが登場している。

 その一つが、アリペイと、アリババが新しく設立した「芝麻(ゴマ)信用」とが進めている信用情報の管理システムだ。

 これは、芝麻信用が、ビックデータなど最新のテクノロジーを使って個人の信用情報を収集、それを解析して個人の信用度を判断し、それに応じたポイントが付与されるというものだ。

 この「ポイント」が非常に興味深い。550ポイント以上獲得したユーザーは、その獲得ポイントに応じて多様なサービスを受けることができるからだ。その中身について中国メディアがいろいろと報道しているが、その一部を紹介しよう。

(1)旅行宿泊サービス
 ホテルに宿泊する際のデポジット(保証金)が不要になるほか、宿泊費も後払いすることが可能となる。また、チェックアウト時の部屋のチェックが免除され、行列に並ばずチェックアウトすることも可能となる。つまり、信用情報の良好な顧客だけが、極めてスムーズに宿泊することができるというわけだ。

(2)ビザサービス
 700ポイント以上獲得した顧客は、外国旅行用のビザを申請する際、信用情報が良好と判断されて提出書類が少なくて済み、費用も大きく割り引かれる。

(3)お出かけサービス
 車をレンタルする際、通常2000~3000元(1元は約16円)かかるデポジットが不要となる。

(4)病院サービス
 650ポイント以上の顧客は、病院で診察を終えたら、その場で診察料金を支払わなくてもすぐ病院を出ることができる。いわば「料金後払いサービス」で、支払い時に並ぶ手間を省くことができる。

(5)分割払い
 アリババ系の消費者金融を利用する際、無利息の期間が最長55日になる。分割払いした場合の利率もクレジットカードより低いほか、時々行われる「無利息分割払いキャンペーン」の適用が認められる。

(6)キャッシング
 キャッシングサービスを利用する際、通常、口座開設に600ポイント以上の所持者であることが必要で、限度額は最高30万元(約480万円)となっているが、ポイントが高いほど限度額が上がり、利率は低くなる。

 このほか、芝麻ポイントは自転車シェアリングサービスでも利用されており、600ポイント以上の所持者なら、QRコードをスキャンしてすぐに自転車を利用することができる。

 このように、ポイントを利用できるシチュエーションを増やし、利便性を増すことで、ユーザーからの評価も上がるという“好循環”を生み出している。その結果、今では「銀行のリスクマネジメントモデルよりはるかに優れたシステム」との評価も受けているのだ。
以下ソース
http://diamond.jp/articles/-/137539
2 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:12:47
慎重なわけではなく
失敗したくないから決断したくないだけなんだよなぁ
精査したところで実際信用できるかどうかなんてわかんねぇのに
3 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:18:44
一部の犯罪者やモラル欠如者のために、全ての人を細かく調査、審査するのは壮大な無駄だからな。
これは日本も参考にすべき。むしろ、信用度が安定している先進国ほど効果は大きいんじゃないか。

一度手にした「信用」を失いたくない、というのも犯罪行為に走る抑止力になるんじゃないか。
36 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 06:46:57
>>3
延滞などのブラック情報だったら、どの国でも整備されてるでしょう。

今回の話は、ホワイト情報の中で、どのように信用を評価するのかという話。
4 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:25:49
日本も外国人を多く受け入れるのなら、宿泊や病院など後払いできる信用情報が欲しい。
5 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:29:30
>>1

まあ、販売自体はモバイル決済により取引信用はカバーできるだろうが、

その販売で売られる「商品」自体の信用のなさは、変わらんぜW
中国人が小手先で「信用」を操作しようとしてもムダだよ。

「信用」とは、「利他主義」と表裏一体だからな。
「人を騙してでも儲けろ」という考えがある限り、日本のような高度「信頼社会」には太刀打ちできない。
43 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 09:30:34
>>5
商品がゴミだった場合や届かなかった場合は消費者に返金するというのがアリペイの肝だよ
だから企業もなるべくまともなものを送ろうとする
6 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:46:10
> しかし、アリババが非接触型決済サービス「支付宝(アリペイ)」を展開し始めて以降、
> ややこしい問題は一気に解消した

要は先払いみたいだけど、なんでカードはダメで、アリペイは解決したのよ?
8 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:51:41
>>6
万が一不良品だったり
送らなければ
アリババが精査して返金するから
13 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 20:44:22
>>8
> アリババが精査して返金するから

アマゾンみたいなものか
アリペイでなくてもk現金でもカードでもできそうだね
7 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 19:49:27
日本で治療受けてとんずらばっかしてんだから、中国の企業で信用決済させるべきだなw
16 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 23:01:20
信用調査と言うかブラックリストと言うか…
なんだろ…
なんかなぁ…って感じ
17 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 23:21:15
どんだけあほな記事だ、

中国はクレジットカード普及しておらずではなくて、銀連というクレジットカードのブランドがあってアメリカ発のVISA, Mastercard, AmericanExpressなどが誰も使ってなかっただけだろう、そりゃお国境越えて支払いなどできんわ

信用の問題っていうか、知らんサイトに自分のクレジットカード情報登録できるか

アマゾンなどのECが普通に知られる前に、
見知らぬネットのあるサイトに金払え、詳しい住所も教えろ、そしたらものを郵送すると言われたらお前信用するのかよ
18 :名刺は切らしておりまして 2017/08/04(金) 23:35:49
アリババとか「(開け)胡麻」とか盗賊もたくさんいるし・・・
アラビアンナイトだな
22 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 01:00:44
>>1で書いてあることは、クレジットカードが普及している国ではとっくの昔に実現していること
もちろん日本もね
クレジットカードなしに同じことをやろうとして、トンデモシステム作ったのが中国
それを先進的!とかいう経済誌は、どれも三流
24 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 05:21:31
ぼく676点
29 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 06:09:37
>>1
信用がないからモバイル決済なんだろ。あればつけ払いだわ。
30 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 06:10:13
中国での電子計算機使用詐欺はどんな状況なんだろう。
日本の銀行では昔からシステムを不正操作して入金する詐欺があったけど。
32 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 06:19:44
バスの中でうんこしちゃう奴でも550ポイント以上だったりするんだろ?
37 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 07:00:47
信用を捏造ww
38 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 07:07:29
> これは、芝麻信用が、ビックデータなど最新のテクノロジーを使って個人の信用情報を収集、それを解析して個人の信用度を判断し、それに応じたポイントが付与されるというものだ。

こえー
40 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 07:33:58
そもそも中共の信用と他国の信用て乖離している様にみえる
41 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 07:39:36
読んだけどさ、アリババが信用保証する根拠が利用実績ってのがなぁ
買い物すれば保証受けられるならみんなで1枚のカードに銭を集中して使い回すよな
もう一個不審に思えるのが使い回しが可能であろう中国の不法状態でさ、同じ番号と磁気データ、登録データでカードというか情報が偽造されまくるんじゃねーのかと思える
根本的に信用ってのが担保されるのは中国の国内限定で終わっちゃいそうだし、国内限定で問題解決のための策なのかもなぁ、と
47 :名刺は切らしておりまして 2017/08/05(土) 09:41:16
>>41
>1枚のカードに銭を集中して使い回すよな

そう、これは強力な囲い込み。
アリババ株は、好業績を期待してかなり買い込んである。
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1501841440/